(台北中央社)卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)は5日、日本の高市早苗首相の台湾有事を巡る発言について、高市氏が大きな圧力の中で正義、平和の発言を堅持していることに感謝の意を表した。また、日本のアイドルや歌手の台湾訪問を歓迎する立場を表明した。
台北市の行政院(内閣)庁舎で日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の隅修三会長と面会した際に述べた。
卓氏は「高市首相や日本の政府、国民が大きなプレッシャー、抗ストレスの状況下で正義や平和を堅持し続けていることに、大きな感謝の意を表する」と語った。
また、最近、多くの台湾人が海外旅行先を日本に変更していると紹介。台湾は日本のアイドルや歌手、パフォーマンスグループの訪台を歓迎するとし、「必ずや満員の観客で歓迎する」と述べた。
卓氏は「真の平和をもたらすには真の実力が必要」であり、平和であってこそ無事を確保できると強調。「台湾が無事で日本も無事、世界が平和であることを心から願う」と話した。(フォーカス台湾)
