世界で商品の価格上昇が続く。 今後、沈み行く大国は強烈な物価高騰に見舞われる。sarmatは爆発しないが金融原子爆弾が爆発する。 近い将来。
ロシアのsarmatは世界最先端の核抑止力の一つであるがプーチン大統領は中ロ及びBRICSの経済拡大を目指すことで通貨の多極化を推進し、米国の覇権構造を脆弱化しようとしている。現在の世界の先物の中心はシカゴに集中しているが、ここの脆弱性はSWIFTの比ではない。そこは米国の覇権そのものである。
先物の中心である商品は徐々に中ロが現物を支配しつつある。BRICSに地域大国が参加すれば顕著になる。米国は脅しの本質である軍事力を中ロに行使できない。交易が多極化すると金融商品が崩れる。ここが金融原子爆弾の震源地となる。戦争と恫喝が抑止されれば、米国の覇権はsarmatに因らず脆弱化する。
クリントン政権から始まった世界一極化と先物取引の歴史がそこで終わる。四半期決算も意味をなくす。米国が世界の大国として残るか、あるいはローマ化するかは、この先10年で決まる。それは恫喝と嘘に塗れた搾取の「世界」が浄化されることを意味する。